掛軸表装 色紙書作品 正絹三段台紙貼り表装

こんにちは。五番館の池田です。


今回は書家の方より掛軸表装のご依頼を頂きました。 

色紙の作品を掛軸へ仕立て直しのご希望です。


まず色紙を本紙とベースとなっている厚紙へと分解し、その後表装の作業となります。


本紙を裏打ちして補強し、台紙に貼付けて(台紙をくり抜いて継いでいます)、

その台紙を本紙として掛軸にするという、「台紙貼り」の形態になります。

色紙のままでは本紙のサイズが小さすぎる為ですね。

 


雰囲気に合った台紙を用意します。

市販のものを使う事もありますが、今回は職人が制作しました。



掛軸の裂地と同様に主張しすぎてはいけません。

今回はマーブリングをベースに金箔が少し散らしてあります。



柱と呼ばれるこちらの部分は、細くする事で繊細さと上品さを表現しています。



一文字は合金襴を使用。



軸先は高級黒檀使用。




今回ご紹介の表装のご案内


正絹三段表装 色紙 台紙貼り表装


長期の使用を想定した、和紙手打ち三枚裏仕様。

全ての材料と工程にこだわった表装です。



表装、額装、修復の五番館 五番館ではご予算に応じた表装、修復を承っております。

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